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「背壁の皮膚操作」(はいへきのひふそうさ)

 昨日、「背壁の皮膚操作」(はいへきのひふそうさ)という稽古法を考案しました。
 これは、壁に背をあずけながら相手のヒフを適度にずらし、その効果でゆっくりと体をうごかしてゆく練習です。

 中島先生の稽古法に、壁に背をあずけた正面押しというものがあります。
 壁に寄り掛かったまま両腕をつかんでもらい、正面に押す、という稽古です。
 これは、「壁との反作用で力がつよくなる」ということではなく、「相手にもたれかからない」状態を強制的につくり、その効果をたしかめる練習です。


 しかし人によっては、相手が楽にうごいてくれるのが壁との反作用による効果なのか、「もたれかからない」効果なのか区別ができず、首をかしげる場面がみられました。
 そこで「もたれかかる」と、明らかに効果が消えてしまう「皮膚(ひふ)をずらしてうごかす」練習と組み合わせてみると、より分かりやすくなるのではないか、と考えてみました。

 「術のいりぐち」として使えそうなので、「7:3・6:4稽古法」(ななさんろくよんけいこほう)などと合わせ、来年から運用してみようと思います。


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ジャンル : 心と身体

tag : 源武術 源運動 稽古法

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方条遼雨

Author:方条遼雨
■ カルチャー学校講師や身体講座の企画を行っています。 
■ 「動きにおける根本原理の組み替え」に主眼を置いた、【玄運動/玄武術】の概念を提唱し、武術や身体動作を研究しています。 
■ 松聲館・甲野善紀先生、動作術の会・中島章夫先生のアシスタントなども。 
ほびっと村学校講座「りきみをぬく」-日常・運動に役立つ脱力法-講師。

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