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「形」と「脱力」の共存

 先日の恵比寿稽古会では、新術理である「柔不動の体」(じゅうふどうのたい)の検証がさらに進みました。

 これは、体の中における「柔らかさ」と「状態の保持」を、ある領域の中で共存させたもの。


 私が研究している源運動源武術の標語に、
 「柔らかさを求めれば形が崩れる。形を求めれば固くなる。「形」と「脱力」が共存したとき、術になる」
 というものがあります。

 「柔不動の体」は、こういった思想の、現時点における集大成であるともいえます。
 また、独自に研究を続けて来た「不安定の圧縮・震動化」や「遠い力」とも関連がふかく、そういった意味でも集大成に近い術理であろうと思います。

 例えば、私の片腕に、両手でしっかりとしがみ付いてきた相手に、「柔不動」の状態で技をかけると、わずかな動きで、自分が驚くほど相手がおおきく崩れるようになってきました。
 また、通常は技をかける側が不利とされる、自分で相手の両腕をにぎった状態から、数センチから十数センチ腕を動かしただけで、相手がおおきく倒れこむような崩れ方も現れはじめました。


 どうやら、「浪之下」(なみのした)や「斬落し」(きりおとし)といった術理や、かなり自由度の高い崩し合いのなかでも応用が広がりそうなので、今後も検証をつづけたいと思います。


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tag : 源武術 源運動 稽古法 上達の秘訣 稽古レポート 術理解説

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方条遼雨

Author:方条遼雨
■ カルチャー学校講師や身体講座の企画を行っています。 
■ 「動きにおける根本原理の組み替え」に主眼を置いた、【玄運動/玄武術】の概念を提唱し、武術や身体動作を研究しています。 
■ 松聲館・甲野善紀先生、動作術の会・中島章夫先生のアシスタントなども。 
ほびっと村学校講座「りきみをぬく」-日常・運動に役立つ脱力法-講師。

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