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「火焔の舞い」雑感(09/04のツイートまとめ)

甲野善紀先生の新術理「火焔の舞い」雑感。最初に受けた感想は「ちょうど良い」というものでした。

何が「ちょうど良い」か。「丈夫さと柔らかさのバランス」です。
適度に丈夫で、適度に柔らかい。ゆえに、例えば組み手の様な状況で、適度に相手の攻撃をつらぬきつつ、適度に相手の攻撃をすり抜けて侵入します。

攻撃を受けた人は、まとわり付きながら次々と侵入してくる両腕に、戸惑ったように態勢を崩されてゆきます。
その「ちょうど良さ」を実現するのが、「火焔の手(かえんのて)」という手の形です。
この手の形をつくると、両腕の内部に適度な柔らかさを残しつつ、体とつながった感覚の張りが生まれ、ほぼ「自動的に」相手に侵入してゆくような構造となります。
つまり、相手の防御の内側に侵入するために、自分で圧力や力加減をたえず調節するのではなく、「手の内」(手のかたち)が作った「装置」が、自動的に作用することになるのです。

この「装置・侵入」系で思い浮かぶ過去の術理が、「キャスター・風見鶏の原理」です。
この術理との違いは、「風見鶏」の方が、「すり抜ける」要素が強く、「火焔」よりも柔らかかった気がします。
また、「火焔」の方が、次々と攻撃が絶え間なくつづく「連続性」があります。

実際に稽古するこつは、まず「火焔の手」をしっかりと作って、相手と接触がはじまった後も、その形を保ちつづける事です。
他の「手の内」を使用した様々な術理に共通する事ですが、じっさい技が始まると、自分の動きや相手の感触に気を取られ、手の形が解けてしまう失敗が多く見られます。
また、手のかたちが不十分だと、技の効果はとうぜん半減します。
手のかたちを作る際、指がカーブしたまま外側につっぱる感覚(屈張の法則)を意識してみてください。

以上、甲野先生「火焔の舞い」に関する個人的雑感です。
まとめ:「火焔の舞いは、ちょうど良い」。
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テーマ : 武術と健康
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

方条遼雨

Author:方条遼雨
■ カルチャー学校講師や身体講座の企画を行っています。 
■ 「動きにおける根本原理の組み替え」に主眼を置いた、【玄運動/玄武術】の概念を提唱し、武術や身体動作を研究しています。 
■ 松聲館・甲野善紀先生、動作術の会・中島章夫先生のアシスタントなども。 
ほびっと村学校講座「りきみをぬく」-日常・運動に役立つ脱力法-講師。

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