【咳】
「咳からも何かを得ようとする人」じゃないと、「咳に飽きる」事はできない。
わかりますか、これ「上達のポイント」なんですよ。
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【2018.1.22記事のご紹介】
甲野善紀先生のメールマガジン「風の先、風の跡 」最新号(Vol.164)で私の事をちょっと書いて下さっています。
「風向問答」という巻末の質問コーナーです。
ご機会ありましたらお読みください。
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【手応え】
人は「手ごたえ」に寄りかかっている。依存している。
ゆえに、「手ごたえが無い」動きに対する本能的な恐れがある。
しかし、本当に良い技や動きというものには手ごたえはありません。
この意識の転換が、上達速度と大きく関わっているのです。
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質問とご回答(「自然な動き」について)
・方条さんは自身の動きが自然であるかそうでないかをどのように判別してますか?
→「動く部位以外」もふくめた全体を通し、角や力み、引っ掛かりがどこにも感じられないかどうかです。
・または、どう感じる時に自然な動きと感じ、どう感じた時にそうでないと感じますか?
→動き終わった時点で、無意識かつ的確で過不足が無い時に自然だったと感じるかもしれません。
・あるいは、自然な動きとそうでない動きのそれぞれの大まかな特徴をどのように捉えてるでしょうか?
→「脈が通っているかどうか」です。
もっと大まかに言うと、「体の中が綺麗に流れているかどうか」です。
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【2018年・ご挨拶にかえて】
あけましておめでとうございます。
武術の師である甲野善紀先生が、ご紹介文を送ってくださいました。
昨年「あなたと稽古していて今日が一番感動した」と言って下さった日がありました。
その去り際に、「改めて紹介文を書きます」とも言って下さいました。
しかし先生のご多忙は重々承知していたので、「そんな風に言って下さっただけでもありがたいな」ぐらいに思っておりました。
しかし12月の半ば、「方条瞬刻氏推薦文」というタイトルと共に、想像以上の長文を送って下さいました。
「切りもいい事ですし、年明けにでも発表したらどうですか」とのご助言もいただきました。
ここに感謝の念と共に、新年のご挨拶にかえて紹介させていただきます。
【方条瞬刻氏推薦文】
方条瞬刻氏が私の武術の講習会に参加するようになって、この2017年の暮でちょうど満10年になる。
方条氏は私の講習会に参加するまで、武術や格闘技に関して何も経験していないとの事だったが、非常に独自な探求心のある、ちょっと風変わりな人物というのが、最初に方条氏に会った時の印象だった。ただ、その探究心がどのような技と術理の進展をもたらすかは、まったく未知数だった。しかし、方条氏の探究心は数年の内に開花し始め、まず非常に崩されにくくなってきた。
そして、さらに数年経つうちに、その独自の探究方法は、おそらく方条氏の中で確信となったのだろう。私の技と技の原理を研究材料として、徹底的に自分の中で分析検討し、方条氏独自の術理を構築して、それに沿って稽古を積んだと思われる。その結果、実際に他の武道や格闘技経験者と手を合わせても驚かれるほどの技量を身に備えるようになった。そして現在、実際に指導者として活躍し始めている。
方条氏の特色は、すでに述べたように、その探究方法が私の技と術理を参考にしているが、まったく独自なものだという事である。しかも広くさまざまなジャンルの武術を学んでいないにもかかわらず、自らの感覚でサッカーなどのスポーツや、剣術などの道具を使う武術に関しても指導出来るようになっている。
世間ではよく「自分勝手に自己流で稽古しても大したことは出来ない。まずシッカリとした基本を“確かな師”について学ばなければ…」等と言われるが、そう言われる基本自体が本当に優れた基本かどうかは極めて疑わしい場合が多いし、仮にすぐれた基本であっても、その事を真に伝えられる師は、それこそ雨夜の星のごとく稀だと思う。
その点、方条氏はすでに再度にわたって述べているが、私の武術の技を体験し、術理の解説を聞き、それについて深く考えて自らが稽古研究するにあたって、方条氏なりの基本的原理や基本的稽古法を作り上げている。
なぜなら私自身、世間的に言われる「確かな師」には程遠く、自分の技を「正しい」とか「優れている」などとは一度も思ったことがない(もちろん、私なりに「よくこんな事に気付けたな」と思う事はあるが、古人の傑出した技と術理は遥かにまだ先にあるので、何とか今の自分を打破したいと思っているため、術理も技も常に変わっており、私自身「これが大切な基本だから、これをシッカリと身につけるように」と勧めているものは何もない)。
したがって、私から武術を学ぶとすれば、そうした私が武術と取り組んでいる姿勢を理解し、各自が自分で探究するという方法しかないのであるが、方条氏は最もそうした「松聲館スタイル」とでも呼ぶような武術の探究方法を実践して成果を挙げた典型的人物の一人という事が出来ると思う。
方条瞬刻氏の今後のさらなる活躍を期待したい。
松聲館主 甲野善紀
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