【しがみつく】
人はさまざまな物にしがみついている。
「しがみつく」事により自らが自らを束縛し、それと引き替えに「安定」をしようとしているのだ。
安定はするが、その行為は著(いちじる)しく自由を制限する。
安定を破り、「次」へ進むためには、自己束縛の解除が必要。
つまり、自分が何に「しがみついている」のかを見つけ、手放すのだ。
たとえば執着や願望、思い込みは人を「安定」させるが、強烈にある領域に留めおく枷(かせ)にもなる。
信念、信仰すらも。
肉体においては「力み」が代表的な安定であり、枷である。
自らの筋肉が自らの骨や筋(すじ)に「しがみつき」、「安定」を求めながら、自らを必死で「束縛」しているのである。
2015.11.6
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