「下段抜き」の手順(2014.1/25「術のいりぐち」稽古レポート・第3回)
ここで、具体的に「下段抜き」(げだんぬき)の練習をどのように行ったのかを少々ご紹介してみます。
1、杖(じょう)の真ん中あたりを右手で握り、真横(地面とすいへい)にして、目の前にさし出します。
2、それを、時計方向にくるっと回します。(とくに出だしは、このくらい単純なことが大切だと思っています。)
3、つぎに、「1」の状態から杖の左がわに左手を下からそえて、上方向にはじきながら、「2」の動作でもういちど回転させてみます。
左手ではじいた分、杖はさらに早く回ります。(このとき、余分に回しすぎて手首をいためない様に注意してください。)
4、杖をいったん床に置きましょう。
5、右足を、一歩前にだします。
6、つぎに、左足を前にだしながら、右足をすばやく上に引き上げます。ヒザを上に持ち上げる感覚です。
7、「1」から「3」と、「5」、「6」をいっしょにやってみましょう。
ずいぶんと、「下段抜き」(げだんぬき)らしくなってきました。
(明日に続きます)
▲ ホームページ先頭に戻る ▲
- 関連記事
-
- 「布の崩し」(ぬののくずし) (2014/02/02)
- 「動きは丸く」 (2014/02/01)
- 「下段抜き」の手順(2014.1/25「術のいりぐち」稽古レポート・第4回) (2014/01/31)
- 「下段抜き」の手順(2014.1/25「術のいりぐち」稽古レポート・第3回) (2014/01/30)
- 「下段抜き」の手順(2014.1/25「術のいりぐち」稽古レポート・第2回) (2014/01/29)
- 「7:3・6:4稽古法」の可能性(2014.1/25「術のいりぐち」稽古レポート・第1回) (2014/01/28)
- 「頑張る」 (2014/01/26)
テーマ : 心と身体の健康と運動・武術・武道
ジャンル : 心と身体