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「7:3・6:4稽古法」初披露(2014.11.4(月)練馬講座記録)

 先週月曜に行われた練馬の講座では、主に稽古法に関する発見が豊作でした。

 特に、その前日の晩に思いついた「7:3・6:4稽古法」(ななさん・ろくよんけいこほう)が、想像以上に有効でした。
 「7:3・6:4稽古法」(ななさん・ろくよんけいこほう)とは、私が稽古(けいこ)を始めて3ヶ月目になる少し前に考案した、「7:3・6:4の原理」を元にしたものです。
 この原理は、おもに両手を相手につかませた状態からまっすぐに押す「正面押し」という稽古のなかで用います。


 こういった稽古にかぎらず、人間は「10」の結果を最初から得ようとする事により、相手との衝突がおこり、結果的に1も得ることができない、といった事がおうおうにして起こります。
 これを、最初から「3」負けることにより「7」侵入し、結果的に差額の「4」を得る、または、「4」負けることにより「6」侵入し、結果的に差額の「2」を得るというようにすると、とてもうまく行くのです。

 のちのち稽古をすすめてみると、こういった要素が甲野先生の術理には、とても多くふくまれていることも分かりました。
 私自身は、この原理の発見直後に肩の力が抜ける感覚を得たことにより、必要がなくなってしまい、時おり近しい稽古人に紹介するくらいで、ほとんど運用することがなく眠らせたままでいました。

 しかしこの「7:3・6:4の原理」を応用した稽古法が、「追いこし禁止」や、「術」の世界を体験していただく入口として、ひじょうに有効だということがわかりました。
 「術」の世界というのは、甲野先生もよく言われるように「自転車に乗れるようになるかどうか」に似たところがあり、「最初のきっかけ」を得られるかどうかでその後の稽古人生がおおきく変わります。
 残念なことに、「良くわからない」と思ったまま稽古をやめてしまう方もとても多いのです。
 「最初のきっかけ」を、誰にでも気軽に体験してもらう方法がなかなか見つからずにいたからです。


 しかし、この「7:3・6:4稽古法」が、私の知る限りもっとも手軽で効果的な「最初のきっかけ」になりそうだということが分かりました。
 しかも、あるていど経験を重ねた稽古人にとっても感覚を向上させる効果があることが分かり、いまのところこれは自分の武術講師として最大の発見となりそうです。

 とくに初心者から中級者向けの講座において、しばらくはこの稽古法を中心に進めることになりそうです。


 稽古を始めたばかりの方条青年が、のちにこの様な展開が待っている事を夢にも思わなかったことを考えると、実に不思議な思いです。


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テーマ : 心と身体の健康と運動・武術・武道
ジャンル : 心と身体

tag : 源武術 源運動 稽古法 上達の秘訣 術理解説

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プロフィール

方条遼雨

Author:方条遼雨
■ カルチャー学校講師や身体講座の企画を行っています。 
■ 「動きにおける根本原理の組み替え」に主眼を置いた、【玄運動/玄武術】の概念を提唱し、武術や身体動作を研究しています。 
■ 松聲館・甲野善紀先生、動作術の会・中島章夫先生のアシスタントなども。 
ほびっと村学校講座「りきみをぬく」-日常・運動に役立つ脱力法-講師。

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